メニュー

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

[2025.09.08]

~良い眠りは、あなたと家族の健康のために~

みなさんは「しっかり眠ったはずなのに、日中眠くなる」「大きないびきを指摘される」などの経験はありませんか?
それは 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS) のサインかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中に呼吸が何度も止まったり浅くなったりする病気で、血液中の酸素が不足し、からだに大きな負担をかけます。
日本では成人の約2〜3割が潜在的にSASを抱えているとも言われていますが、気づかず放置されている方も少なくありません。

主な症状は以下のとおりです。

  • 大きないびき

  • 日中の強い眠気

  • 集中力の低下や居眠り運転

  • 夜間の頻尿

  • 朝の頭痛

SASと生活習慣病との関係

SASを放置すると、次のような生活習慣病や循環器疾患のリスクが高まることがわかっています。

  • 高血圧

  • 糖尿病

  • 心筋梗塞や脳卒中

  • 不整脈

特に 高血圧や糖尿病、肥満(BMI25以上)、首回りが太い方 はSASのリスクが高く、早めの検査が推奨されます。

検査について

当院では、まずご自宅でできる簡易検査(携帯型機械を使った一晩の測定)を行います。
その結果に応じて、より詳しい**精密検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)**をご案内します。精密検査もご自宅で受けていただけますので、入院の必要はありません。

治療について

最も一般的で有効なのは CPAP(シーパップ) です。
睡眠時に専用マスクを装着し、気道に空気を送り込むことで無呼吸を防ぎます。

  • いびきや日中の眠気が改善

  • 熟睡感の回復

  • 高血圧や心血管疾患リスクの軽減

といった効果が期待できます。

まとめ

  • SASは「いびき」や「眠気」の問題だけでなく、命に関わる生活習慣病の原因にもなります。

  • 当院では、自宅でできる検査から治療までトータルでサポートいたします。

👉 「いびきを指摘された」「眠っても疲れが取れない」など、思い当たる方はお気軽にご相談ください。
あなたの良い眠りが、ご家族の安心にもつながります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME