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亜鉛欠乏ってご存じですか?

[2025.06.02]

~味覚異常や肌荒れ、実は「亜鉛不足」かもしれません~

最近、こんな症状でお悩みの方はいませんか?

  • 食事が「なんだか味気ない」

  • 口内炎が繰り返しできる

  • 髪が細くなったり、抜け毛が気になる

  • 傷の治りが遅い

  • 肌が荒れやすくなった

  • 疲れやすい、集中力が続かない

これらの症状、実は「亜鉛欠乏症」が関係している可能性があります。

🔍 亜鉛とは?

亜鉛は、体内で約300種類以上の酵素に関与している「ミネラルの縁の下の力持ち」です。
免疫機能・味覚・皮膚や粘膜の再生・ホルモンの調整など、多くの働きを担っています。

🧩 亜鉛が不足すると起こる主な症状

症状 説明
味覚異常 食べ物の味がわかりにくくなる(特に高齢者に多い)
口内炎・舌の痛み 粘膜の再生がうまくいかず炎症が起きやすくなる
皮膚のトラブル ニキビ、湿疹、肌荒れなど
脱毛・抜け毛 毛母細胞の代謝に亜鉛が必要
傷が治りにくい 組織修復が遅れがちに
免疫力の低下 風邪をひきやすくなる
集中力低下・うつっぽさ 神経伝達や脳の働きにも関係

特に、偏食がある方・高齢の方・ストレスが多い方は、亜鉛欠乏のリスクが高いです。

🥩 亜鉛を多く含む食品

  • 牡蠣(トップクラス!)

  • 牛赤身肉・レバー

  • 卵・チーズ

  • ナッツ類(カシューナッツ、アーモンド)

  • 大豆製品(納豆、豆腐)

  • 海藻類(のり、わかめ)

ただし、食べ物だけで必要量をまかなうのが難しいこともあります。

🧪 亜鉛不足かどうか、どう調べるの?

当院では、血液検査で亜鉛の値をチェックできます。
実際に、検査してみると低めだったという方も少なくありません。

💊 治療について

必要に応じて、亜鉛の内服(処方薬やサプリメント)で補うことができます。

🏥 気になる方はご相談ください

「なんとなく体調が優れない」「年齢のせいかな」と思っていた不調が、実は亜鉛不足だったというケースも多く見られます。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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