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「ただのいびき」じゃない?放置すると命に関わる病気、睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

[2025.05.23]

あなたやご家族に、こんな症状はありませんか?

  • いびきがとても大きい

  • 寝ているときに呼吸が止まっていると指摘された

  • 夜中に何度もトイレに起きる

  • 朝起きても疲れが取れない

  • 日中に眠くて集中できない

  • 居眠りでヒヤッとしたことがある

もしかするとそれは、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)かもしれません。

SASとは?

SASとは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。喉の空気の通り道(気道)が塞がれて呼吸が止まってしまう「閉塞型」が多く、酸素不足と睡眠の質の低下を繰り返します。

この病気の怖いところは、気づかないうちに命に関わるリスクを高めてしまうことです。

SASが引き起こすリスク

SASを放置すると、以下のような病気につながることがわかっています:

  • 高血圧

  • 心筋梗塞

  • 脳卒中

  • 糖尿病

  • 不整脈

  • うつ病

  • 認知症の進行

  • 交通事故のリスク増加

特に重症の場合、死亡率が約3倍に上がるという研究データもあり、決して軽く見てはいけません。

当院では、自宅でできるSAS検査をご用意しています

当院ではご自宅で行える簡易検査と精密検査の両方をご提供しています。

装置を一晩装着して寝るだけで、無呼吸や低呼吸の頻度(AHI)を測定できます。

SASの治療はどうするの?

治療の第一選択肢は「CPAP(シーパップ)療法」です。
就寝中に空気を送り、気道が塞がらないようにすることで、呼吸を保ちます。多くの方がこの治療で劇的に睡眠の質が改善します。

さいごに

SASは、放置すればするほど健康リスクが増す病気です。しかし、気づいて対処すれば、人生の質は大きく改善します。

「たかがいびき」で済まさず、「もしかして?」と思った方は、ぜひ当院へご相談ください。
あなたの睡眠の質が、明日の健康を支えます。

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